text:sesuisho:n_sesuisho8-095

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--- text:sesuisho:n_sesuisho8-095 [2022/11/29 11:14] – 作成 Satoshi Nakagawa
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-会下(ゑげ)の寺あり。座頭両人、客殿にて平家を語る声、方丈に聞こゆる。東堂、手を拍(う)ち喝食を呼び、「表に琵琶をしらぶる音せり。平家にへいける聞て起こそ((底本ママ。「岩波文庫」は「へいけ」を「べいけ(下手平家の略)」とし、「平家か、べいけか、聞いてこせよ(「上手か下手か聞いてこい」の意)」と解釈する。))」。喝食、走り戻りて、「へいけなり。連れべいけでさふ」と。
+会下(ゑげ)の寺あり。座頭両人、客殿にて平家を語る声、方丈に聞こゆる。東堂、手を拍(う)ち喝食を呼び、「表に琵琶を調ぶる音せり。平家にへいける聞て起こそ((底本ママ。「岩波文庫」は「へいけ」を「べいけ(下手平家の略)」とし、「平家か、べいけか、聞いてこせよ(「上手か下手か聞いてこい」の意)」と解釈する。))」。喝食、走り戻りて、「へいけなり。連れべいけでさふ」と。
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text/sesuisho/n_sesuisho8-095.txt · 最終更新: 2022/11/29 11:18 by Satoshi Nakagawa