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- 5 黄菊紫蘭咲き乱れたる前栽あると聞いて数寄の人々集まりければ・・・
- [[index.html|醒睡笑]] 巻8 かすり ====== 5 黄菊紫蘭咲き乱れたる前栽あると聞いて数寄の人々集まりければ・・・ ====== ===== 校訂本文 ===== [[n_sesu... 『醒睡笑』TOP]] [[n_sesuisho8-089|NEXT>>]] 黄菊・紫蘭咲き乱れたる前栽(せんざい)あると聞いて、数寄の人々集まりければ、宿の主とりはやし、温め酒を二色(ふたいろ)((「二... isho8-089|NEXT>>]] ===== 翻刻 ===== 一 黄菊紫蘭咲みたれたる前栽あるときいて すきの人々あつまりけれは宿の主とりはやし あたため酒を二いろんなべにつ
- 14 石州銀山にてのことぞとよ・・・
- 、まだ見ぬ((「見ぬ」は底本「見ゐ」。諸本により訂正。))と。「さらば見せん」とて連れだち、ある人の前栽(せんざい)へ行き、紫苑と射干(しやが)と花咲きてありしを、「これは紫苑、これは射干といふ」と教へ、... いふ草あり見られた事はなきかいやまた見 ゐとさらば見せんとてつれたちある人の 前栽(さい)へ行しおんとしやかど花さきてありし/n1-53r をこれはしおんこれはしやかといふ
- 1 妻夫いさかふことあり ・・・
- >]] 妻夫(めをと)いさかふことあり。女房、心猛く夫(おつと)を打たんと杖を上げけるに、驚きつつ前栽(せんざい)に飛び降り逃げ、山椒の木のもとに隠れぬるを、妻、縁の上より言ふ。「いかほど逃ぐるところも... 恋のみち 一 妻夫いさかふ事あり女房心たけくおつとを うたんと杖をあけけるにおとろきつつ前栽に とひをりにげ山椒の木のもとにかくれぬるを妻 ゑんの上よりいふいかほと逃処もかかむ