text:sesuisho:n_sesuisho2-076
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| text:sesuisho:n_sesuisho2-076 [2021/08/18 17:47] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:sesuisho:n_sesuisho2-076 [2021/11/03 16:40] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | ||
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| ある寺の住持(ぢうぢ)、弟子に言ひ付けぬるやう、「客あらんたび忘れざれ。まづ盃(さかづき)を出だしては、愚僧が手の置きどころを見よ。額にあらば上の酒、胸をさすらは中の酒、膝をたたかば下の酒、この極そむくことなかれ」と示す。 | ある寺の住持(ぢうぢ)、弟子に言ひ付けぬるやう、「客あらんたび忘れざれ。まづ盃(さかづき)を出だしては、愚僧が手の置きどころを見よ。額にあらば上の酒、胸をさすらは中の酒、膝をたたかば下の酒、この極そむくことなかれ」と示す。 | ||
| - | 一度や二度こそあらめ、人皆後は見知りたりしに、させらぬ旦那、参詣する。例のごとく、「酒を一つ申せや」とて、膝をたたきしかば、旦那、手を突きて、「とても御酒(ごしゆ)を賜はらば、額をなでてくだされいで」と。 | + | 一度や二度こそあらめ、人皆後は見知りたりしに、させらぬ檀那、参詣する。例のごとく、「酒を一つ申せや」とて、膝をたたきしかば、檀那、手を突きて、「とても御酒(ごしゆ)を賜はらば、額をなでてくだされいで」と。 |
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