ユーザ用ツール

サイト用ツール


text:sanboe:ka_sanboe2-00

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

text:sanboe:ka_sanboe2-00 [2024/08/15 18:18] – 作成 Satoshi Nakagawatext:sanboe:ka_sanboe2-00 [2024/08/29 22:02] (現在) Satoshi Nakagawa
行 4: 行 4:
 ===== 校訂本文 ===== ===== 校訂本文 =====
  
-[[ka_sanboe2-moku|<<PREV]] [[index.html|『三宝絵詞』TOP]] [[ka_sanboe2-01|NEXT>>]]+[[ka_sanboe2-moku|<<PREV]] [[index.html|『三宝絵詞』TOP]] [[ka_sanboe2-01a|NEXT>>]]
  
 釈迦((釈迦如来))の御法(みのり)、正覚(しやうがく)なり給ひし日より、涅槃に入り給ひし夜にいたるまで、説き給へる諸(もろもろ)のこと、一つもまことならぬはなし。はじめ華厳(けごん)を説きて菩薩に悟らしめ給ふ。日の出でてまづ高き峰を照らすがごとし。次に阿含(あごん)を述べて、沙門に知らしめ給ふに、日の高くしてやうやく深き谷を照らすがごとし。また所々にして方等(はうどう)くさぐさの経をあらはすに、仏は一音(ひとこゑ)に説き給へれども、衆生(しゆじやう)は品々(しなじな)にしたがひて悟りを得ること、雨は一つの味にてそそけども、草木は種々(くさぐさ)に随(したが)ひてうるほひを得るがごとし。十六会(じふろくゑ)の中に般若の空しき悟りを教へ、四十余年の後に法華(ほつけ)の妙(たへ)なる道をひらき給へり。 釈迦((釈迦如来))の御法(みのり)、正覚(しやうがく)なり給ひし日より、涅槃に入り給ひし夜にいたるまで、説き給へる諸(もろもろ)のこと、一つもまことならぬはなし。はじめ華厳(けごん)を説きて菩薩に悟らしめ給ふ。日の出でてまづ高き峰を照らすがごとし。次に阿含(あごん)を述べて、沙門に知らしめ給ふに、日の高くしてやうやく深き谷を照らすがごとし。また所々にして方等(はうどう)くさぐさの経をあらはすに、仏は一音(ひとこゑ)に説き給へれども、衆生(しゆじやう)は品々(しなじな)にしたがひて悟りを得ること、雨は一つの味にてそそけども、草木は種々(くさぐさ)に随(したが)ひてうるほひを得るがごとし。十六会(じふろくゑ)の中に般若の空しき悟りを教へ、四十余年の後に法華(ほつけ)の妙(たへ)なる道をひらき給へり。
行 28: 行 28:
 悲しきかな。滅度(めつど)の後、僧法のころにいたりて、唐土(もろこし)には漢の明帝の時にはじめて天竺より伝はり、わが国には欽明天皇の世に、遅く百済国(はくさいこく)より来たれり。われ今掌(たなごころ)((「掌」は底本表記「たな心」))を合はせて、法の妙なることをあらはす。 悲しきかな。滅度(めつど)の後、僧法のころにいたりて、唐土(もろこし)には漢の明帝の時にはじめて天竺より伝はり、わが国には欽明天皇の世に、遅く百済国(はくさいこく)より来たれり。われ今掌(たなごころ)((「掌」は底本表記「たな心」))を合はせて、法の妙なることをあらはす。
  
-[[ka_sanboe2-moku|<<PREV]] [[index.html|『三宝絵詞』TOP]] [[ka_sanboe2-01|NEXT>>]]+[[ka_sanboe2-moku|<<PREV]] [[index.html|『三宝絵詞』TOP]] [[ka_sanboe2-01a|NEXT>>]]
  
 ===== 翻刻 ===== ===== 翻刻 =====
text/sanboe/ka_sanboe2-00.1723713489.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa