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text:karakagami:m_karakagami6-10 [2023/06/25 23:12] – [10 西晋 孝恵帝(2 八王の乱・崩御)] Satoshi Nakagawatext:karakagami:m_karakagami6-10 [2023/07/02 11:41] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa
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 永興三年五月に、日の光、四つに散じて赤きこと血の色のごとし。この時、東海王越((司馬越))、その将祁弘(きこう)をして、帝を洛陽に帰し奉るに、牛車に乗せ奉りける。宿々行宮(あんぐう)には草を籍(しや)とし給ひて、わづかに供奉の公卿も徒走(かちはし)の体なり。 永興三年五月に、日の光、四つに散じて赤きこと血の色のごとし。この時、東海王越((司馬越))、その将祁弘(きこう)をして、帝を洛陽に帰し奉るに、牛車に乗せ奉りける。宿々行宮(あんぐう)には草を籍(しや)とし給ひて、わづかに供奉の公卿も徒走(かちはし)の体なり。
  
-索餅といふ物の中に、毒を入れて奉るを聞こし召して、やがて崩じ給ひぬ。御年四十八、在位十七年なり。+索餅(さくべい)といふ物の中に、毒を入れて奉るを聞こし召して、やがて崩じ給ひぬ。御年四十八、在位十七年なり。
  
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text/karakagami/m_karakagami6-10.1687702357.txt.gz · 最終更新: 2023/06/25 23:12 by Satoshi Nakagawa