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text:karakagami:m_karakagami1-11 [2022/10/19 20:40] – 作成 Satoshi Nakagawatext:karakagami:m_karakagami1-11 [2022/10/21 16:22] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa
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 虎の鼻、大きなる口なり。両耳参鏤(しんろう)にして、首に鉤鈴(こうれい)をいただき、胸に玉斗(ぎよくと)あり。身のたき九尺九寸、その仁、親(しん)しつべし((底本「したしむ也」と傍注。))。その言、信しつべし。声は律をなし、身は度(ど)をなし給ふ。 虎の鼻、大きなる口なり。両耳参鏤(しんろう)にして、首に鉤鈴(こうれい)をいただき、胸に玉斗(ぎよくと)あり。身のたき九尺九寸、その仁、親(しん)しつべし((底本「したしむ也」と傍注。))。その言、信しつべし。声は律をなし、身は度(ど)をなし給ふ。
  
-父鯀が功のならずして、誅(ちう)を受けたることをいたみて、十三年まで家門を過ぐれども入らず、衣食をうすくして、孝、鬼神(きしん)にいたし、宮宝をいやしくして、費(つひえ)を海域((底本「コウヰキ 洫/ミソノ心也」と読み仮名及び傍注。))に出だし給ふ。水より行く時は船に乗り、泥(でい)より行く時には橇((底本「セイ/ハキモノ心」と読み仮名及び傍注。))に乗り、山より行くときには檋(きよく)に乗りて、やすきことなし。雨に沐(ゆあび)、風に櫛(かしらけづ)れば、面痩せ黒く、手足には胼胒(ひびあかがり)のみありて、毛一すぢ((「本」は底本「寿す」。文意によってあらためた。))も生ひずして、つひに大功を成し給へり。+父鯀が功のならずして(([[m_karakagami1-09]]参照。))、誅(ちう)を受けたることをいたみて、十三年まで家門を過ぐれども入らず、衣食をうすくして、孝、鬼神(きしん)にいたし、宮宝をいやしくして、費(つひえ)を海域((底本「コウヰキ 洫/ミソノ心也」と読み仮名及び傍注。))に出だし給ふ。水より行く時は船に乗り、泥(でい)より行く時には橇((底本「セイ/ハキモノ心」と読み仮名及び傍注。))に乗り、山より行くときには檋(きよく)に乗りて、やすきことなし。雨に沐(ゆあび)、風に櫛(かしらけづ)れば、面痩せ黒く、手足には胼胒(ひびあかがり)のみありて、毛一すぢ((「本」は底本「寿す」。文意によってあらためた。))も生ひずして、つひに大功を成し給へり。
  
 すべて七百余国に九州を別へ、貢賦(こうふ)を均(ひと)しくし給へり。五十畝(ほ)を作る者には五畝にぞ租税をはなさせ給ひける。罪人を見給ひては車より下りて泣き給ふ。 すべて七百余国に九州を別へ、貢賦(こうふ)を均(ひと)しくし給へり。五十畝(ほ)を作る者には五畝にぞ租税をはなさせ給ひける。罪人を見給ひては車より下りて泣き給ふ。
text/karakagami/m_karakagami1-11.1666179615.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa