text:karakagami:m_karakagami1-01
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text:karakagami:m_karakagami1-01 [2022/10/01 21:36] – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | text:karakagami:m_karakagami1-01 [2022/10/03 21:24] – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | ||
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伏羲氏と申し侍りし帝皇は木徳なり。御母は華胥(くわしよ)と申しき。雷沢といふ所にて太人の跡を履みて帝を生み奉れり。姓は風なり。蛇の身にて人の首ましましき。木徳にて、百王の先たり。位東方にありて、春日の明をつかさどり給ふゆゑに、太皞(たいかう)((底本表記「太昊」。))と申しき。竜図(りやうとう)を受けて、景龍の瑞ありき。竜をもて紀(しる)して、宮の号を竜師といひき。 | 伏羲氏と申し侍りし帝皇は木徳なり。御母は華胥(くわしよ)と申しき。雷沢といふ所にて太人の跡を履みて帝を生み奉れり。姓は風なり。蛇の身にて人の首ましましき。木徳にて、百王の先たり。位東方にありて、春日の明をつかさどり給ふゆゑに、太皞(たいかう)((底本表記「太昊」。))と申しき。竜図(りやうとう)を受けて、景龍の瑞ありき。竜をもて紀(しる)して、宮の号を竜師といひき。 | ||
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この五常は天にては五緯なり。地にては五嶽なり。人に在りては五臓なり。物に在りては五行なり。内典に五戒と申すなはちこれなり。また、「西方阿弥陀仏、宝応声((観世音菩薩))・宝吉祥((勢至菩薩))の二大菩薩に勅して、日月を造りて眼目を開く」と見たれば、日月もこの御時より出で来給ひたりけるにや。 | この五常は天にては五緯なり。地にては五嶽なり。人に在りては五臓なり。物に在りては五行なり。内典に五戒と申すなはちこれなり。また、「西方阿弥陀仏、宝応声((観世音菩薩))・宝吉祥((勢至菩薩))の二大菩薩に勅して、日月を造りて眼目を開く」と見たれば、日月もこの御時より出で来給ひたりけるにや。 | ||
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text/karakagami/m_karakagami1-01.txt · 最終更新: 2022/10/04 22:56 by Satoshi Nakagawa