text:kara:m_kara022
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| text:kara:m_kara022 [2014/12/03 11:05] – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | text:kara:m_kara022 [2025/11/28 11:00] (現在) – Satoshi Nakagawa | ||
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| 昔、楚の荘王と申す人、群臣を集めて、夜もすがら遊び給ひけり。その御かたはらに、あさからず思ひ聞こえさせ給ひつる后さぶらひ給ふを、人知れず、「いかでか」と思ひ奉れる臣下ありけり。 | 昔、楚の荘王と申す人、群臣を集めて、夜もすがら遊び給ひけり。その御かたはらに、あさからず思ひ聞こえさせ給ひつる后さぶらひ給ふを、人知れず、「いかでか」と思ひ奉れる臣下ありけり。 | ||
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| 主、これを聞かせ給ふにも、「なほ、人として情けあるべきことにこそ」と思しけり。 | 主、これを聞かせ給ふにも、「なほ、人として情けあるべきことにこそ」と思しけり。 | ||
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| ===== 翻刻 ===== | ===== 翻刻 ===== | ||
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| れすいかてかと思たてまつれる臣下あり | れすいかてかと思たてまつれる臣下あり | ||
| けりともし火の風にきえたりけるひま | けりともし火の風にきえたりけるひま | ||
| - | に后の御袖をとりてひきたりけるをか/m415 | + | に后の御袖をとりてひきたりけるをか/m415・k59l |
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| + | https:// | ||
| きりなくいきとをりふかくやおほしけん御て | きりなくいきとをりふかくやおほしけん御て | ||
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| るへし其後火はともすへしとのたまは | るへし其後火はともすへしとのたまは | ||
| するにこのおとこ涙もこほれてうれしく | するにこのおとこ涙もこほれてうれしく | ||
| - | おほえけりかくてともし火あきらかなれ/m416 | + | おほえけりかくてともし火あきらかなれ/m416・k60r |
| とたれもみなえいなかりけれはその人とみえ | とたれもみなえいなかりけれはその人とみえ | ||
| 行 43: | 行 49: | ||
| しくおほしてそのゆへをたつねとはせ給に | しくおほしてそのゆへをたつねとはせ給に | ||
| この人申ていはくむかし后に纓をとられた | この人申ていはくむかし后に纓をとられた | ||
| - | てまつりておもひやるかたなくおほしし/m417 | + | てまつりておもひやるかたなくおほしし/m417・k60l |
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| + | https:// | ||
| 時たれとなくまきらはし給し事我いまに | 時たれとなくまきらはし給し事我いまに | ||
| 行 50: | 行 58: | ||
| 露のいのちのかからましやは | 露のいのちのかからましやは | ||
| あるしこれをきかせ給にもなを人としてなさ | あるしこれをきかせ給にもなを人としてなさ | ||
| - | けあるへき事にこそとおほしけり/418 | + | けあるへき事にこそとおほしけり/m418・k61r |
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text/kara/m_kara022.1417572316.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa
