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text:kara:m_kara014 [2014/11/16 15:58] Satoshi Nakagawatext:kara:m_kara014 [2025/11/21 12:08] (現在) – [翻刻] Satoshi Nakagawa
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 ===== 校訂本文 ===== ===== 校訂本文 =====
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 +[[m_kara013|<<PREV]] [[index.html|『唐物語』TOP]] [[m_kara015|NEXT>>]]
  
 昔、陵園といふ宮の内に閉ぢ込められたる人ありけり。玉の肌(はだへ)、花の形あざやかにて、世に並びなく美しかりけり。年若かりけるとき、女御にいつきかしづかれて、内裏(うち)に参りけるに、親しき疎き((底本「したきうとき」。諸本により訂正))、「楊貴妃・李夫人の例(ためし)にも勝りなん」と思へりけるを、あまたの御方々、めざましきことになむ思しける。 昔、陵園といふ宮の内に閉ぢ込められたる人ありけり。玉の肌(はだへ)、花の形あざやかにて、世に並びなく美しかりけり。年若かりけるとき、女御にいつきかしづかれて、内裏(うち)に参りけるに、親しき疎き((底本「したきうとき」。諸本により訂正))、「楊貴妃・李夫人の例(ためし)にも勝りなん」と思へりけるを、あまたの御方々、めざましきことになむ思しける。
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 この人、山宮に閉ぢ込められて後(のち)、三代の御門にぞ会ひ奉りける。 この人、山宮に閉ぢ込められて後(のち)、三代の御門にぞ会ひ奉りける。
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 +[[m_kara013|<<PREV]] [[index.html|『唐物語』TOP]] [[m_kara015|NEXT>>]]
  
 ===== 翻刻 ===== ===== 翻刻 =====
  
   昔陵園といふ宮のうちにとちこめられたる人   昔陵園といふ宮のうちにとちこめられたる人
-  有けりたまのはたへ花のかたちあさやかに/m337+  有けりたまのはたへ花のかたちあさやかに/m337・k20l 
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 +https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100182415/20?ln=ja
  
   て世にならひなくうつくしかりけりとし   て世にならひなくうつくしかりけりとし
行 32: 行 38:
   宮にとちこめられてあくるめもなき物思に   宮にとちこめられてあくるめもなき物思に
   やつれつつみめかたちもありしにもあらすなり   やつれつつみめかたちもありしにもあらすなり
-  にけりちちははいきなからわかれぬる事をな/m338+  にけりちちははいきなからわかれぬる事をな/m338・k21r
  
   けきかなしめともあひみることなかりけりよ   けきかなしめともあひみることなかりけりよ
行 43: 行 49:
   かほりわたるにもひとりねのとこのうへ心とと   かほりわたるにもひとりねのとこのうへ心とと
   めきせられつつあはれをそへたるをほろ月よの   めきせられつつあはれをそへたるをほろ月よの
-  みさしいれともとふにをとなきかけはかり/m339+  みさしいれともとふにをとなきかけはかり/m339・k21l 
 + 
 +https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100182415/21?ln=ja
  
   ほのかにてあかしくらすにはるすきなつ   ほのかにてあかしくらすにはるすきなつ
行 54: 行 62:
     はなもむかしやこひしかるらん     はなもむかしやこひしかるらん
   このひと山宮にとちこめられてのち三代の   このひと山宮にとちこめられてのち三代の
-  御門にそあひたてまつりける/m340+  御門にそあひたてまつりける/m340・k22r 
 + 
 +https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100182415/22?ln=ja
  
text/kara/m_kara014.1416121108.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa