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text:k_konjaku:k_konjaku14-40 [2015/09/22 22:29] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:k_konjaku:k_konjaku14-40 [2015/09/25 03:11] (現在) – [巻14第40話 弘法大師挑修円僧都語 第四十] Satoshi Nakagawa | ||
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====== 巻14第40話 弘法大師挑修円僧都語 第四十 ====== | ====== 巻14第40話 弘法大師挑修円僧都語 第四十 ====== | ||
- | 今昔、嵯峨の天皇の御代に、弘法大師と申す人御しけり。僧都の位にして、天皇の護持僧にてなむ御ける。亦、山階寺の修円僧都と云ふ人在けり。其れも同く護持僧にて候ひ給ぬる。此の二人の僧都、共に止事無き人にて、天皇、分き思食す事無かりけり。 | + | 今昔、嵯峨の天皇の御代に、弘法大師((空海))と申す人御しけり。僧都の位にして、天皇の護持僧にてなむ御ける。亦、山階寺の修円僧都と云ふ人在けり。其れも同く護持僧にて候ひ給ぬる。此の二人の僧都、共に止事無き人にて、天皇、分き思食す事無かりけり。 |
而るに、弘法大師は唐に渡て、正しく真言教を受伝て、弘め行ひ給ひけり。修円僧都は心広くして、密教を深く悟て、行法を修す。 | 而るに、弘法大師は唐に渡て、正しく真言教を受伝て、弘め行ひ給ひけり。修円僧都は心広くして、密教を深く悟て、行法を修す。 |
text/k_konjaku/k_konjaku14-40.1442928540.txt.gz · 最終更新: 2015/09/22 22:29 by Satoshi Nakagawa