醒睡笑 巻7 謡
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「あの月の行く道は、何に乗りて歩(あり)くなれば、あれほど足が早いぞよ」。「馬に乗らるる」。「何に書きたるぞ」。「桜の木(こ)の間1)にのる月の、しかもおもしろのはるび2)や、あらおもしろのはるびや3)」。
謡 一 あの月のゆくみちはなににのりてありく なればあれほとあしがはやいぞよ馬に のらるるなにに書たるぞ桜のこのまに のる月のしかもおもしろのはるびやあ らおもしろのはるびや/n7-34l