醒睡笑 巻7 廃忘
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若き座頭のよばひして、垣へ登り越えんとするところに、折節月のくまなき夜、亭主見付け、「座頭は何事に」と言ふ時、「天へ昇りさうよ」と。
一 わかき座頭のよばひして垣へのぼりこえん/n7-32r
とする処に折節月のくまなき夜ていしゆ 見つけ座頭は何事にといふ時てんへの ほりさうよと/n7-32l