体言止め

たいげんどめ

和歌俳諧の修辞法の一つ。歌の最後の句を体言(名詞・代名詞・数詞)で言い切る方法。これにより、余韻、余情が生まれる。

新古今和歌集』の代表的な修辞法。

【例】

心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ 『新古今和歌集』362 西行