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text:turezure:k_tsurezure196.txt [2018/10/22 00:57]
Satoshi Nakagawa 作成
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Satoshi Nakagawa
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 ===== 校訂本文 ===== ===== 校訂本文 =====
  
-東大寺の神輿(しんよ)、東寺の若宮より帰座の時、源氏の公卿参られけるに、この殿(([[:​text:​tsurezure:​k_tsurezure195.txt|前段]]の久我通基・源通基を指す。))、大将にて先を追はれけるを、土御門相国((土御門定実・源定実))、「社頭にて警蹕、いかが侍るべからん」と申されければ、「随身の振舞ひは、兵仗(ひやうぢやう)の家が知ることに候ふ」とばかり答へ給ひけり。+東大寺の神輿(しんよ)、東寺の若宮より帰座の時、源氏の公卿参られけるに、この殿(([[:​text:​turezure:​k_tsurezure195.txt|前段]]の久我通基・源通基を指す。))、大将にて先を追はれけるを、土御門相国((土御門定実・源定実))、「社頭にて警蹕、いかが侍るべからん」と申されければ、「随身の振舞ひは、兵仗(ひやうぢやう)の家が知ることに候ふ」とばかり答へ給ひけり。
  
 さて、後に仰られけるは、「この相国、北山抄を見て、西宮の説((西宮記))をこそ知られざりけれ。眷属の悪鬼・悪神を恐るるゆゑに、神社にて、ことに先を追ふべきことわりあり」とぞ、仰せられける。 さて、後に仰られけるは、「この相国、北山抄を見て、西宮の説((西宮記))をこそ知られざりけれ。眷属の悪鬼・悪神を恐るるゆゑに、神社にて、ことに先を追ふべきことわりあり」とぞ、仰せられける。


text/turezure/k_tsurezure196.txt.txt · 最終更新: 2018/10/22 00:57 by Satoshi Nakagawa