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text:towazu:towazu1-05 [2019/03/13 02:13] – 作成 Satoshi Nakagawatext:towazu:towazu1-05 [2019/03/18 21:15] (現在) – [翻刻] Satoshi Nakagawa
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 とはずがたり とはずがたり
-====== 巻1 昼つかた思ひよらぬ人の文あり・・・ ======+====== 巻1 昼つかた思ひよらぬ人の文あり・・・ ======
  
 ===== 校訂本文 ===== ===== 校訂本文 =====
行 8: 行 8:
 昼つかた、思ひよらぬ人((雪の曙・西園寺実兼))の文あり。見れば、 昼つかた、思ひよらぬ人((雪の曙・西園寺実兼))の文あり。見れば、
  
-  「今よりや思ひ消えなん一方に煙の末のなてなば+  「今よりや思ひ消えなん一方に煙の末のなてなば
  
 これまでこそ((「これまでこそ」は底本、「これにてこそ」で、「に」に「ま歟」と傍書。傍書に従う。))つれなき命も長らへて侍りつれ。今は何事をか」などあり。「かかる心の跡のなきまで((『新古今和歌集』恋二 藤原雅経「消えねただ忍ぶの山の峰の雲かかる心のあとのなきまで」 ))」と、だみ付けにしたる縹(はなだ)((「縹」は底本「はなと」。))の薄様に書きたり。 これまでこそ((「これまでこそ」は底本、「これにてこそ」で、「に」に「ま歟」と傍書。傍書に従う。))つれなき命も長らへて侍りつれ。今は何事をか」などあり。「かかる心の跡のなきまで((『新古今和歌集』恋二 藤原雅経「消えねただ忍ぶの山の峰の雲かかる心のあとのなきまで」 ))」と、だみ付けにしたる縹(はなだ)((「縹」は底本「はなと」。))の薄様に書きたり。
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   とはかりかきてつかはししもとはなにことそと我なから覚   とはかりかきてつかはししもとはなにことそと我なから覚
-  侍きかくて日くらし侍てゆなとをたにみ入侍らさりし/k11r k1-12+  侍きかくて日くらし侍てゆなとをたにみ入侍らさりし/s11r k1-12
  
 http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100218515/viewer/11 http://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100218515/viewer/11
  
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text/towazu/towazu1-05.1552410800.txt.gz · 最終更新: 2019/03/13 02:13 by Satoshi Nakagawa