text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka11-18
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text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka11-18 [2018/02/20 22:56] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka11-18 [2018/02/20 22:58] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | ||
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鋤倪、行きて見るに、朝服を着て、あからさま寄り臥して、夜の明くるを待つ気色なり。鋤倪、これを見るに、今も忠勤の姿なり。「もとよりも、君を諫むるは、忠ありて科(とが)なし。これを殺さむことは、不忠になるべし。殺さずは、命を承りて、変ずるになりぬべし」と思へり。 | 鋤倪、行きて見るに、朝服を着て、あからさま寄り臥して、夜の明くるを待つ気色なり。鋤倪、これを見るに、今も忠勤の姿なり。「もとよりも、君を諫むるは、忠ありて科(とが)なし。これを殺さむことは、不忠になるべし。殺さずは、命を承りて、変ずるになりぬべし」と思へり。 | ||
- | 時に、みづから頭(かうべ)を槐(からたちに)触れて死ぬ。 | + | 時に、みづから頭(かうべ)を槐(からたち)に触れて死ぬ。 |
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- | >趙盾、「われを助くる人、誰(たれ)ぞ」と泣く泣く問ふに、「桑下の餓人なり」とばかり((底本、「とばかり」の「とば」虫損。書陵部本により補う。))言ひて、名をばあらはさずして去りぬ。 | + | |
年を経てかたみに契るなかだちも命(いのち)にかふるあとはまれなり | 年を経てかたみに契るなかだちも命(いのち)にかふるあとはまれなり |
text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka11-18.txt · 最終更新: 2018/02/20 22:58 by Satoshi Nakagawa