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text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka09-10

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text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka09-10 [2018/01/26 13:07]
Satoshi Nakagawa 作成
text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka09-10 [2018/01/26 13:16] (現在)
Satoshi Nakagawa [校訂本文]
ライン 8: ライン 8:
 子路といふ人、家貧しくして、父母を養ふ志浅からず。みづから米を負ひて、百里の道を行き通ふ。わが身は藜((底本異体字 草冠に初))(あかざ)・藿(まめがら)なとを食ひて、親の食ひ物の良からむ((「良からむ」は底本「よ□□む」で二字虫損。書陵部本により補う。))をのみ思ひけり。 子路といふ人、家貧しくして、父母を養ふ志浅からず。みづから米を負ひて、百里の道を行き通ふ。わが身は藜((底本異体字 草冠に初))(あかざ)・藿(まめがら)なとを食ひて、親の食ひ物の良からむ((「良からむ」は底本「よ□□む」で二字虫損。書陵部本により補う。))をのみ思ひけり。
  
-親失せて後、楚国に行きて、官を賜はり、職を重ねて、家富み、財(たから)豊かになりぬ。かくても、親に見えぬことをのみ、寝ても思ひ、覚めても憂へけり。「衣(ころも)の袖の錦繍も、親なければ、誰(たれ)がためにか宝(たから)とせむ」と憂へ、百乗の車の飾りもかひなく、千鍾(しよう)の粟の貯へもよしなく思えつつ、貧しくて、親を養ひし時のみ恋しく思えけるままに、昔のあやしかりし姿にて、あふひのみを食ひて過ぐしける。+親失せて後、楚国に行きて、官を賜はり、職を重ねて、家富み、財(たから)豊かになりぬ。かくても、親に見えぬことをのみ、寝ても思ひ、覚めても憂へけり。 
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 +「衣(ころも)の袖の錦繍も、親なければ、誰(たれ)がためにか宝(たから)とせむ」と憂へ、百乗の車の飾りもかひなく、千鍾(しよう)の粟の貯へもよしなく思えつつ、貧しくて、親を養ひし時のみ恋しく思えけるままに、昔のあやしかりし姿にて、あふひのみを食ひて過ぐしける。
  
 >​論語にいはく、六斗四升を釜と曰ひ、十六斗を庾と為す。十六斛を秉(へい)と曰ひ、五秉合八十斛と為す。 >​論語にいはく、六斗四升を釜と曰ひ、十六斗を庾と為す。十六斛を秉(へい)と曰ひ、五秉合八十斛と為す。


text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka09-10.txt · 最終更新: 2018/01/26 13:16 by Satoshi Nakagawa