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text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka02-07 [2017/10/21 23:34] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka02-07 [2017/10/21 23:35] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | ||
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常林、若くして書生たりき。 | 常林、若くして書生たりき。 | ||
- | 漢の末に、世、大きに乱れて、人、安きことなかりけり。時に常林、田野にこもりて、文((底本「父(文歟)」とあり。書陵部本(桂宮本)「書」。書陵部本「父」。))を身にそへて、田を作りけり。その妻、乾飯(かれひ)を持ちて行きて、敬ふこと、あるじのごとくにしけり。 | + | 漢の末に、世、大きに乱れて、人、安きことなかりけり。時に常林、田野にこもりて、文((底本「父(文歟)」とある。文脈から「文」を採用する。なお、書陵部本(桂宮本)は「書」。書陵部本は「父」。))を身にそへて、田を作りけり。その妻、乾飯(かれひ)を持ちて行きて、敬ふこと、あるじのごとくにしけり。 |
後に、位、太常博士に至りにけり。年八十三にて失せにけり。 | 後に、位、太常博士に至りにけり。年八十三にて失せにけり。 |
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