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text:kohon:kohon012

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text:kohon:kohon012 [2014/09/15 21:42]
Satoshi Nakagawa [第12話 清少納言の事]
text:kohon:kohon012 [2016/01/20 16:08] (現在)
Satoshi Nakagawa [校訂本文]
ライン 8: ライン 8:
 ===== 校訂本文 ===== ===== 校訂本文 =====
  
-今は昔、二月つごもり、風うち吹き、雪うち散るほど、公任の宰相の中将と聞こえけるとき、清少納言がもとへ、懐紙(ふところがみ)に書きて、+今は昔、二月つごもり、風うち吹き、雪うち散るほど、公任の宰相((藤原公任))中将と聞こえけるとき、清少納言がもとへ、懐紙(ふところがみ)に書きて、
  
   少し春ある心ちこそすれ   少し春ある心ちこそすれ
  
-けり。「げに、今日のけしきにいとよくあひたるを。いかが付くべからむ」と、思ひわづらふ。+ありけり。「げに、今日のけしきにいとよくあひたるを。いかが付くべからむ」と、思ひわづらふ。
  
   空冴へて花にまがひて散る雪に   空冴へて花にまがひて散る雪に
ライン 18: ライン 18:
 と、めでたく書きたり。いみじく褒め給ひけり。 と、めでたく書きたり。いみじく褒め給ひけり。
  
-俊賢(としかた)の宰相、「内侍になさばや」と、のたまひけるとぞ。+俊賢(としかた)の宰相((源俊賢))、「内侍になさばや」と、のたまひけるとぞ。
  
 ===== 翻刻 ===== ===== 翻刻 =====


text/kohon/kohon012.txt · 最終更新: 2016/01/20 16:08 by Satoshi Nakagawa