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text:k_konjaku:k_konjaku7-43

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text:k_konjaku:k_konjaku7-43 [2017/01/13 01:10]
Satoshi Nakagawa 作成
text:k_konjaku:k_konjaku7-43 [2017/01/13 01:14] (現在)
Satoshi Nakagawa [巻7第43話 震旦陳公夫人豆盧氏誦金剛般若語 第卌三]
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 ====== 巻7第43話 震旦陳公夫人豆盧氏誦金剛般若語 第卌三 ====== ====== 巻7第43話 震旦陳公夫人豆盧氏誦金剛般若語 第卌三 ======
  
-今昔、震旦に陳公の夫人有けり。豆盧の氏也。苪公寛の姉也。其の人、心に福を願て、常に金剛般若経を読誦しけり。+今昔、震旦に陳公の夫人有けり。豆盧の氏也。苪公寛((芮公寛が正しい。豆盧寛。))の姉也。其の人、心に福を願て、常に金剛般若経を読誦しけり。
  
 此の如く誦して、年月を経る間に、日暮方に及て、経を読む。未だ一枚許読畢へざる程に、夫人、俄に頭を痛む事堪へ難し。亦、四肢安からずして、伏して、弥よ煩ふ事限無し。此の人、自ら心の内に思はく、「我れ、俄に身に重病を受けたり。若し死なば、遂に此の経を読畢奉る事有らじ」と思て、起て、経を読まむと為るに、前なる燭、既に滅ぬ。 此の如く誦して、年月を経る間に、日暮方に及て、経を読む。未だ一枚許読畢へざる程に、夫人、俄に頭を痛む事堪へ難し。亦、四肢安からずして、伏して、弥よ煩ふ事限無し。此の人、自ら心の内に思はく、「我れ、俄に身に重病を受けたり。若し死なば、遂に此の経を読畢奉る事有らじ」と思て、起て、経を読まむと為るに、前なる燭、既に滅ぬ。


text/k_konjaku/k_konjaku7-43.txt · 最終更新: 2017/01/13 01:14 by Satoshi Nakagawa