ユーザ用ツール

サイト用ツール


text:k_konjaku:k_konjaku30-2

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
text:k_konjaku:k_konjaku30-2 [2017/08/22 17:02] – [巻30第2話 会平定文女出家語 第二] Satoshi Nakagawatext:k_konjaku:k_konjaku30-2 [2017/08/22 17:05] (現在) – 以前のリビジョンを復元 (2015/03/26 19:33) Satoshi Nakagawa
行 6: 行 6:
 其の時に、后の宮の女房達、其の日□に出たりけるに、平中、此れを見て、色好み懸りて仮借(けそう)しけるに、返て後に、平中、消息を遣たりければ、女房達、「車也し人は数(あまた)有しを、誰が御許に有る消息にか」と云せたりければ、平中、此なむ書て遣たりける。 其の時に、后の宮の女房達、其の日□に出たりけるに、平中、此れを見て、色好み懸りて仮借(けそう)しけるに、返て後に、平中、消息を遣たりければ、女房達、「車也し人は数(あまた)有しを、誰が御許に有る消息にか」と云せたりければ、平中、此なむ書て遣たりける。
  
-  ももしきの袂(たもとの)数しかどもなかにおもひ□□□□□□□□((欠字部分は『大和物語』「の色ぞ恋ひしき」、『続後撰集』「の色ぞゆかしき」))+  ももしきのたもとのかずしかどもなかにおもひ□□□□□□□□((欠字部分は『大和物語』「の色ぞ恋ひしき」、『続後撰集』「の色ぞゆかしき」))
  
 此れは、武蔵守□□の□□と云ふ人の娘にてなむ有ける。其の人なむ、色濃き練を着たる。其れを仮借する也けり。然れば、其の武蔵なむ、この返事はして云通しける。 此れは、武蔵守□□の□□と云ふ人の娘にてなむ有ける。其の人なむ、色濃き練を着たる。其れを仮借する也けり。然れば、其の武蔵なむ、この返事はして云通しける。
text/k_konjaku/k_konjaku30-2.1503388962.txt.gz · 最終更新: 2017/08/22 17:02 by Satoshi Nakagawa