text:k_konjaku:k_konjaku13-42
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text:k_konjaku:k_konjaku13-42 [2015/08/20 11:12] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:k_konjaku:k_konjaku13-42 [2017/04/01 13:23] (現在) – [巻13第42話 六波羅僧講仙聞説法花得益語 第四十二] Satoshi Nakagawa | ||
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====== 巻13第42話 六波羅僧講仙聞説法花得益語 第四十二 ====== | ====== 巻13第42話 六波羅僧講仙聞説法花得益語 第四十二 ====== | ||
- | 今昔、京の東に六波羅密寺と云ふ寺有り。其の寺に年来住む僧有けり。名をば講仙と云ふ。此の寺は京の諸の人、講を行ふ所也。 | + | 今昔、京の東に六波羅密寺と云ふ寺有り。其の寺に年来住む僧有けり。名をば講仙((不明。康仙・幸仙とも))と云ふ。此の寺は京の諸の人、講を行ふ所也。 |
而るに、此の講仙、此の寺に行ふ講に、度毎に読師をぞ勤ける。然れば、十余年の間、山・三井寺・奈良の諸の止事無き智者に対て、法を説き、義を談ずるを聞く。此れに依て、講仙、常に此れを聞くに、道心の発る時も有けり。 | 而るに、此の講仙、此の寺に行ふ講に、度毎に読師をぞ勤ける。然れば、十余年の間、山・三井寺・奈良の諸の止事無き智者に対て、法を説き、義を談ずるを聞く。此れに依て、講仙、常に此れを聞くに、道心の発る時も有けり。 |
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