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大和物語

第31段 また右京の大夫監の命婦に・・・

校訂本文

また右京の大夫(かみ)1)、監の命婦に、

  よそながら思ひしよりも夏の夜の見はてぬ夢ぞはかなかりける

翻刻

又右京のかみ監の命婦に
  よそなからおもひしよりも夏の
  夜のみはてぬ夢そはかなかりける/d19r
1)
源宗于。前段参照