連体詞

れんたいし

国文法の品詞の一つ、自立語活用がなく、体言名詞)のみを修飾する単語。

文語では数が少なく、「ある(或る)」「いはゆる」「さる(然る)などがこれにあたる。

口語では、用言の連体形のみが残ったもの(「大きな」「同じ」など)や、名詞(代名詞)に格助詞「の」が付いたもの(「この」「その」「わが」)が一つの単語として代名詞とみなされるため、数が増える。