しぶぶんるい
漢籍の分類法の一つで、現在もっともポピュラーなもの。
漢籍を経部・史部・子部・集部の四つに分類するため「四部分類」という。また、四庫全書の分類法であることから「四庫分類」ともいう。
中国では古くから書籍の分類学がすすんでおり、三国・魏の時代にはすでに四部に分ける方法があったが、現在の四部に分ける方法は『隋書』経籍志により定まった。
現在では、上記の四部に叢書部を加えるのが一般的である。ただし、その場合でも五部分類とはいわない。