text:yomeiuji:uji076
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| text:yomeiuji:uji076 [2018/04/28 20:15] – Satoshi Nakagawa | text:yomeiuji:uji076 [2025/05/08 16:17] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | ||
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| これも今は昔、ある人のもとに、なま女房のありけるが、人に紙乞ひて、そこなりける若き僧に、「仮名暦、書きて賜べ」と言ひければ、僧、やすきことに言ひて、書きたりけり。 | これも今は昔、ある人のもとに、なま女房のありけるが、人に紙乞ひて、そこなりける若き僧に、「仮名暦、書きて賜べ」と言ひければ、僧、やすきことに言ひて、書きたりけり。 | ||
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| またある日は、「はこ((大便の意))すべからず」と書きたれば、「いかに」とは思へども、「さこそはあらめ」と思ひて、念じて過ぐすほどに、長凶会日(ながくゑにち)のやうに、「はこすべからず・はこすべからず」と続け書きたれば、二・三日までは念じ居たるほどに、おほかた耐ゆべきやうもなければ、左右の手して、尻をかかへて、「いかにせん、いかにせん」と、よぢりすぢりするほどに、ものもおぼえずしてありけるとか。 | またある日は、「はこ((大便の意))すべからず」と書きたれば、「いかに」とは思へども、「さこそはあらめ」と思ひて、念じて過ぐすほどに、長凶会日(ながくゑにち)のやうに、「はこすべからず・はこすべからず」と続け書きたれば、二・三日までは念じ居たるほどに、おほかた耐ゆべきやうもなければ、左右の手して、尻をかかへて、「いかにせん、いかにせん」と、よぢりすぢりするほどに、ものもおぼえずしてありけるとか。 | ||
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text/yomeiuji/uji076.1524914117.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa
