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text:yomeiuji:uji050 [2018/02/04 19:11] Satoshi Nakagawatext:yomeiuji:uji050 [2025/05/04 10:18] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa
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 **平貞文本院侍従の事** **平貞文本院侍従の事**
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 +===== 校訂本文 =====
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 +[[uji049|<<PREV]] [[index.html|『宇治拾遺物語』TOP]] [[uji051|NEXT>>]]
  
 今は昔、兵衛佐平貞文((平定文とも。))をば平中(へいちう)といふ。色好みにて、宮仕へ人はさらなり、人の女(むすめ)など、忍びて見ぬはなかりけり。思ひかけて、文やるほどの人の、なびかぬはなかりけるに、本院侍従といふは、村上の((村上天皇))御母后((藤原穏子))の女房なり。世の色好みにてありけるに、文やるに、にくからず返りごとはしながら、逢ふことはなかりけり。 今は昔、兵衛佐平貞文((平定文とも。))をば平中(へいちう)といふ。色好みにて、宮仕へ人はさらなり、人の女(むすめ)など、忍びて見ぬはなかりけり。思ひかけて、文やるほどの人の、なびかぬはなかりけるに、本院侍従といふは、村上の((村上天皇))御母后((藤原穏子))の女房なり。世の色好みにてありけるに、文やるに、にくからず返りごとはしながら、逢ふことはなかりけり。
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 「わが身ながらも、かれに、よに恥ぢがましく、妬く思えし」と、平中、みそかに人と忍びて、語りけるとぞ。 「わが身ながらも、かれに、よに恥ぢがましく、妬く思えし」と、平中、みそかに人と忍びて、語りけるとぞ。
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text/yomeiuji/uji050.1517739079.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa