text:yomeiuji:uji014
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| text:yomeiuji:uji014 [2017/12/20 23:54] – [第14話(巻1・第14話)小藤太、聟におどされたる事] Satoshi Nakagawa | text:yomeiuji:uji014 [2025/04/28 23:37] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | ||
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| これも今は昔、源大納言定房((源定房))といひける人のもとに、小藤太といふ侍ありけり。やがて、女房にあひ具してぞありける。娘も女房にて使はれけり。この小藤太は、殿の沙汰をしければ、三通り四通りに居広げてぞありける。 | これも今は昔、源大納言定房((源定房))といひける人のもとに、小藤太といふ侍ありけり。やがて、女房にあひ具してぞありける。娘も女房にて使はれけり。この小藤太は、殿の沙汰をしければ、三通り四通りに居広げてぞありける。 | ||
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| 「この女房の、とくおりよかし」と、つれづれに思ひて臥したりけるほどに、奥の方より、遣戸を開けければ、疑ひなく「この女房の上よりおるるぞ」と思ひて、衣をば顔にかづきながら、あの物をかき出だして、腹をそらして、けしけしと起こしければ、小藤太、おびえて、なけされかへりけるほどに、肴も打散らし、酒もさながらうちこぼして、大ひげをささげて、のけざまに伏して倒れたり。頭(かしら)を荒う打ちて、まくれ入りて臥せりけりとか。 | 「この女房の、とくおりよかし」と、つれづれに思ひて臥したりけるほどに、奥の方より、遣戸を開けければ、疑ひなく「この女房の上よりおるるぞ」と思ひて、衣をば顔にかづきながら、あの物をかき出だして、腹をそらして、けしけしと起こしければ、小藤太、おびえて、なけされかへりけるほどに、肴も打散らし、酒もさながらうちこぼして、大ひげをささげて、のけざまに伏して倒れたり。頭(かしら)を荒う打ちて、まくれ入りて臥せりけりとか。 | ||
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text/yomeiuji/uji014.1513781695.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa
