ユーザ用ツール

サイト用ツール


text:sesuisho:n_sesuisho5-032

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

次のリビジョン
前のリビジョン
text:sesuisho:n_sesuisho5-032 [2022/03/01 15:46] – 作成 Satoshi Nakagawatext:sesuisho:n_sesuisho5-032 [2022/03/01 15:54] (現在) – [翻刻] Satoshi Nakagawa
行 8: 行 8:
 朝夕に木をこりて、親を養ふ孝養(きやうやう)の心、天に知れぬ。梶(かぢ)もなき舟に乗り、向ひの島に行くに、朝(あした)には南の風吹き、北の島に吹き付け、夕にはまた舟に木をこりゐたれば、北の風吹きて、家に吹き付けつ。 朝夕に木をこりて、親を養ふ孝養(きやうやう)の心、天に知れぬ。梶(かぢ)もなき舟に乗り、向ひの島に行くに、朝(あした)には南の風吹き、北の島に吹き付け、夕にはまた舟に木をこりゐたれば、北の風吹きて、家に吹き付けつ。
  
-かくのごとくするほどに、年ごろになりて、おほやけに聞こしし、大臣になし召し使はるる。その名を鄭太尉((鄭弘))といひける。+かくのごとくするほどに、年ごろになりて、おほやけに聞こしし、大臣になし召し使はるる。その名を鄭太尉((鄭弘))といひける。
  
 [[n_sesuisho5-031|<<PREV]] [[index.html|『醒睡笑』TOP]] [[n_sesuisho5-033|NEXT>>]] [[n_sesuisho5-031|<<PREV]] [[index.html|『醒睡笑』TOP]] [[n_sesuisho5-033|NEXT>>]]
行 21: 行 21:
     つかくのことくする程に年比に成て大やけに     つかくのことくする程に年比に成て大やけに
     きこしめし大臣になしめしつかはるる其名を     きこしめし大臣になしめしつかはるる其名を
-    鄭太尉(たいい)といひける/n5-18r+    鄭太尉(ていたいい)といひける/n5-18r
  
text/sesuisho/n_sesuisho5-032.1646117161.txt.gz · 最終更新: 2022/03/01 15:46 by Satoshi Nakagawa