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text:sesuisho:n_sesuisho5-008 [2022/02/13 16:26] – 作成 Satoshi Nakagawatext:sesuisho:n_sesuisho5-008 [2022/02/20 21:43] (現在) – [翻刻] Satoshi Nakagawa
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-美濃の国に石谷(いしがい)といふ侍あり。斎藤山城守((斎藤道三))と同心にて、鷺山の城にこもれり。寄手(よせて)は斎藤新九郎((斎藤義))取りまき、やうやう落城に及ぶみぎり、かの+美濃の国に石谷(いしがい)といふ侍あり。斎藤山城守((斎藤道三))と同心にて、鷺山の城にこもれり。寄手(よせて)は斎藤新九郎((斎藤義))取りまき、やうやう落城に及ぶみぎり、かの
 石谷、文武に心がけの功あるを惜しみ、矢文を射、使者を立て、「是非出でられよ。未練にはなるまじき((「なるまじき」は底本「なくまじき」。諸本により訂正。))」旨(むね)ことわり過ぎしに、 石谷、文武に心がけの功あるを惜しみ、矢文を射、使者を立て、「是非出でられよ。未練にはなるまじき((「なるまじき」は底本「なくまじき」。諸本により訂正。))」旨(むね)ことわり過ぎしに、
  
-  命やはうき名にかへん世の中にならへはつる習ひありとも((「習ひありとも」は底本「なとひありとも」。文脈により訂正。))+  命やはうき名にかへん世の中にならへはつる習ひありとも((「習ひありとも」は底本「なとひありとも」。文脈により訂正。))
  
 同じ時、妻女の方へ、 同じ時、妻女の方へ、
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       なからへはつるなとひありとも       なからへはつるなとひありとも
     同時妻女(さいちよ)のかたへ     同時妻女(さいちよ)のかたへ
-     なひくなよませの内なるをみなへし/n4-6l+     なひくなよませの内なるをみなへし/n5-6l
  
       男山より風はふくとも       男山より風はふくとも
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       おとこ山より風はふくとも       おとこ山より風はふくとも
     と書てつかはし国の内花蔵院といふ比丘尼(ひくに)     と書てつかはし国の内花蔵院といふ比丘尼(ひくに)
-    所に走入てむなしきあとをとひしとなり/n4-7r+    所に走入てむなしきあとをとひしとなり/n5-7r
  
text/sesuisho/n_sesuisho5-008.1644737193.txt.gz · 最終更新: 2022/02/13 16:26 by Satoshi Nakagawa