text:senjusho:m_senjusho08-30
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| text:senjusho:m_senjusho08-30 [2016/09/24 15:49] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:senjusho:m_senjusho08-30 [2016/09/24 16:44] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | ||
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| かの大納言ののたまひしは、鞠は用明天皇の御時、「太子の御つれづれを、なぐさめ奉らん」とて、月卿雲客の作り出だし給へり。太子の鞠、めでたくおはしけり。 | かの大納言ののたまひしは、鞠は用明天皇の御時、「太子の御つれづれを、なぐさめ奉らん」とて、月卿雲客の作り出だし給へり。太子の鞠、めでたくおはしけり。 | ||
| - | 朝ほど、一時は人も召されで、いづれの所をもさし回して、一人あそばしけるに、声は数十人が音のし侍りける。これは、三余(よ)の賢聖たちのあそばすとも申す。また、鞠の精どもなりとも申す。いづれとも知りがたく侍り。 | + | 朝ほど、一時は人も召されで、いづれの所をもさし回して、一人あそばしけるに、声は数十人が音のし侍りける。これは、三世(よ)の賢聖たちのあそばすとも申す。また、鞠の精どもなりとも申す。いづれとも知りがたく侍り。 |
| ただし、『扶桑記』には、「その跡、妙(たへ)に香ばし」と注(しる)し侍りぬれば、げにも仏たちのあそばしけるにこそ。いとめでたく貴く侍り。 | ただし、『扶桑記』には、「その跡、妙(たへ)に香ばし」と注(しる)し侍りぬれば、げにも仏たちのあそばしけるにこそ。いとめでたく貴く侍り。 | ||
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