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text:mumyosho:u_mumyosho002 [2014/09/06 14:06] – 作成 Satoshi Nakagawatext:mumyosho:u_mumyosho002 [2014/09/13 18:21] (現在) – [第2話 連けがら善悪ある事] Satoshi Nakagawa
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-====== 第2話  連けがら善悪ある事 ======+無名抄 
 +====== 第2話 連けがら善悪ある事 ======
  
 ===== 校訂本文 ===== ===== 校訂本文 =====
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 されば、「古歌に確かにしかじかあなり」など、証を出だすことは様(やう)によるべし。その歌にとりて、善悪あるべきゆゑなり。曽祢好忠が歌に されば、「古歌に確かにしかじかあなり」など、証を出だすことは様(やう)によるべし。その歌にとりて、善悪あるべきゆゑなり。曽祢好忠が歌に
  
-  播磨なる飾磨に染むるあながちに人を恋ひしと思ふころかな((底本「はりまなるしかまのかちのあなかちに」。他本によって訂正。))+  播磨なる飾磨(しかま)に染むるあながちに人を恋ひしと思ふころかな((底本「はりまなるしかまのかちのあなかちに」。他本によって訂正。))
  
-「あながち」といふ詞は、うちまかせて歌に詠むべしとも思えぬ事ぞかし。しかあれど、飾磨に染むる」と続きて、わざとも艶に優しく聞こゆるなり。+「あながち」といふ詞は、うちまかせて歌に詠むべしとも思えぬ事ぞかし。しかあれど、飾磨に染むる」と続きて、わざとも艶に優しく聞こゆるなり。
  
 古今の歌に、 古今の歌に、
text/mumyosho/u_mumyosho002.1409979990.txt.gz · 最終更新: 2014/09/06 14:06 by Satoshi Nakagawa