text:mumyosho:u_mumyosho002
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
次のリビジョン両方とも次のリビジョン | |||
text:mumyosho:u_mumyosho002 [2014/09/06 14:06] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:mumyosho:u_mumyosho002 [2014/09/06 14:07] – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | ||
---|---|---|---|
行 11: | 行 11: | ||
されば、「古歌に確かにしかじかあなり」など、証を出だすことは様(やう)によるべし。その歌にとりて、善悪あるべきゆゑなり。曽祢好忠が歌に | されば、「古歌に確かにしかじかあなり」など、証を出だすことは様(やう)によるべし。その歌にとりて、善悪あるべきゆゑなり。曽祢好忠が歌に | ||
- | 播磨なる飾磨に染むるあながちに人を恋ひしと思ふころかな((底本「はりまなるしかまのかちのあなかちに」。他本によって訂正。)) | + | 播磨なる飾磨(しかま)に染むるあながちに人を恋ひしと思ふころかな((底本「はりまなるしかまのかちのあなかちに」。他本によって訂正。)) |
- | 「あながち」といふ詞は、うちまかせて歌に詠むべしとも思えぬ事ぞかし。しかあれど、飾磨に染むる」と続きて、わざとも艶に優しく聞こゆるなり。 | + | 「あながち」といふ詞は、うちまかせて歌に詠むべしとも思えぬ事ぞかし。しかあれど、「飾磨に染むる」と続きて、わざとも艶に優しく聞こゆるなり。 |
古今の歌に、 | 古今の歌に、 |
text/mumyosho/u_mumyosho002.txt · 最終更新: 2014/09/13 18:21 by Satoshi Nakagawa