text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka04-09

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--- text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka04-09 [2017/11/18 23:56] – 作成 Satoshi Nakagawa
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 　　旅人の駒渡すべき波路かはつららの上と思ひなさずは
-　　駒渡すつららの道を知らせずは思ひよるべき波の上かは((底本は和歌を欠く。以上二首、書陵部本(桂宮本)による。))
+　　駒渡すつららの道を知らせずは思ひよるべき波の上かは((底本は和歌を欠く。以上二首、書陵部本(桂宮本)により補う。))
 ===== 翻刻 =====
   王覇氷合 氷
-  漢記云光武邯(かむ)鄲(たむ)より王莽かいくさをさりて南のかた曲(きよく)
+  漢記云光武邯(カム)鄲(タム)ヨリ王莽カイクサヲサリテ南ノカタ曲(キヨク)
-  陽(やう)にいたりて呼(こ)池をわたらむとするに水はやく船なしと云り
+  陽(ヤウ)ニイタリテ呼(コ)池ヲワタラムトスルニ水ハヤク船ナシト云リ
-  左右の人をののきをそれけり時に王覇をつかはしてみせらるる
+  左右ノ人ヲノノキヲソレケリ時ニ王覇ヲツカハシテミセラルル
-  にはかりことをめくらしてこほりいたくむすひてわたりぬへし
+  ニハカリコトヲメクラシテコホリイタクムスヒテワタリヌヘシ
-  と申に衆人をほきによろよひてならひわたりにけり／d1-32r
+  ト申ニ衆人ヲホキニヨロヨヒテナラヒワタリニケリ／d1-32r

text/mogyuwaka/ndl_mogyuwaka04-09.1511016996.txt.gz · 最終更新: 2017/11/18 23:56 by Satoshi Nakagawa