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text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka03-06 [2017/10/27 22:27] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:mogyuwaka:ndl_mogyuwaka03-06 [2017/11/26 18:30] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa | ||
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曹操、これを悟り得ず。楊修、「知れり」と言ふを、「しばし」と言ひて、案じて、三十里にして悟り得たり。 | 曹操、これを悟り得ず。楊修、「知れり」と言ふを、「しばし」と言ひて、案じて、三十里にして悟り得たり。 | ||
- | 先づ楊修に解かしむるに、楊修がいはく、「黄絹は色の糸なり。色糸は絶字なり。幼婦は少女なり。少女は妙の字なり。外孫は女子なり。女子は好字なり。韲臼は受辛なり。受辛は辤字((「辤」は「辞」の異体字。))なり。四字につづめて『絶妙好辞』と言へり。 | + | 先づ楊修に解かしむるに、楊修がいはく、「黄絹は色の糸なり。色糸は絶字なり。幼婦は少女なり。少女は妙の字なり。外孫は女子なり。女子は好字なり。韲臼は受辛なり。受辛は辤字((「辤」は「辞」の異体字。))なり。四字につづめて『絶妙好辞』と言へり」。 |
曹操、これを聞きて、「わが悟れるごとし」と讃めけり。 | 曹操、これを聞きて、「わが悟れるごとし」と讃めけり。 | ||
- | 見るからにしるくやはあらぬ糸薄ほど経て誰か思ひ解きける | + | 見るからにしるくやはあらぬ糸薄(いとすすき)ほど経て誰か思ひ解きける |
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楊修捷対 薄 | 楊修捷対 薄 | ||
- | 楊修魏王曹操か主簿たりき江南に至て曹娥碑(ひ)の文を/d1-23l | + | 楊修魏王曹操カ主簿タリキ江南ニ至テ曹娥碑(ヒ)ノ文ヲ/d1-23l |
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- | 糸なり色糸は絶字なり幼婦は少女なり少女は妙の | + | 糸ナリ色糸ハ絶字ナリ幼婦ハ少女ナリ少女ハ妙ノ |
- | 字なり外孫は女子なり女子は好字なり韲臼は受 | + | 字ナリ外孫ハ女子ナリ女子ハ好字ナリ韲臼ハ受 |
- | 辛なり受辛は辤字なり四字につつめて絶の妙好辤 | + | 辛ナリ受辛ハ辤字ナリ四字ニツツメテ絶ノ妙好辤 |
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