text:karakagami:m_karakagami1-18
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| text:karakagami:m_karakagami1-18 [2022/11/01 03:06] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:karakagami:m_karakagami1-18 [2022/11/02 22:55] (現在) – Satoshi Nakagawa | ||
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| 行 12: | 行 12: | ||
| 九侯と申す大臣、見目よき娘を后に参らせられたりしが、「淫を好まず」とて殺されき。その父の九侯をば、醢(ししびしほ)にぞせられし。 | 九侯と申す大臣、見目よき娘を后に参らせられたりしが、「淫を好まず」とて殺されき。その父の九侯をば、醢(ししびしほ)にぞせられし。 | ||
| - | 西伯昌(せいはくしよう)((周の文王))は大臣の位にて、かやうの御政を歎き悲しませ給ひしを、紂、聞きて捕へて、羑里(いうり)((底本表記「牗里」。「イウリ・ロウシヤノ心」と読み仮名及び注。))に籠め置かれき。西伯の臣たち、美女・善馬などを紂に参らせられしかば、喜びて西伯をば免されぬ。 | + | 西伯昌(せいはくしよう)((周の文王))は大臣の位にて、かやうの御政を歎き悲しませ給ひしを、紂、聞きて捕へて、羑里(いうり)((底本表記「牖里」。「イウリ・ロウシヤノ心」と読み仮名及び注。))に籠め置かれき。西伯の臣たち、美女・善馬などを紂に参らせられしかば、喜びて西伯をば免されぬ。 |
| 西伯、炮格の刑(つみ)いと無残に思して、洛西の地を奉りて、「この刑をとどめらるべし」と申されしかば、とどめられにき。 | 西伯、炮格の刑(つみ)いと無残に思して、洛西の地を奉りて、「この刑をとどめらるべし」と申されしかば、とどめられにき。 | ||
| 行 53: | 行 53: | ||
| このますとてころされきそのちちの九侯をはししびしほ | このますとてころされきそのちちの九侯をはししびしほ | ||
| にそせられし西伯昌(セイハクシヨウ)は大臣の位にてかやうの御政をなけ | にそせられし西伯昌(セイハクシヨウ)は大臣の位にてかやうの御政をなけ | ||
| - | きかなしませ給しを紂ききてとらへて牗里(イウリ・ロウシヤノ心)にこめおかれ | + | きかなしませ給しを紂ききてとらへて牖里(イウリ・ロウシヤノ心)にこめおかれ |
| き西伯の臣たち美女善馬なとを紂にまいらせられしかはよろ | き西伯の臣たち美女善馬なとを紂にまいらせられしかはよろ | ||
| こひて西伯をはゆるされぬ西伯炮格の刑(ツミ)いとむさんにおほして | こひて西伯をはゆるされぬ西伯炮格の刑(ツミ)いとむさんにおほして | ||
text/karakagami/m_karakagami1-18.1667239617.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa
