text:kara:m_kara018
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
| 両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
| text:kara:m_kara018 [2014/11/30 02:35] – [4] Satoshi Nakagawa | text:kara:m_kara018 [2025/11/26 12:20] (現在) – Satoshi Nakagawa | ||
|---|---|---|---|
| 行 3: | 行 3: | ||
| ===== 校訂本文 ===== | ===== 校訂本文 ===== | ||
| + | |||
| + | [[m_kara017|<< | ||
| ==== 1 ==== | ==== 1 ==== | ||
| 行 88: | 行 90: | ||
| この世を厭ひ極楽を願はば、苦しみを集めたる海を渡りて、楽を極めたる国に至らんことは、疑ふべからず。ゆめゆめ、出で難き悪道に返らずして、行きやすき浄土に至るべし。 | この世を厭ひ極楽を願はば、苦しみを集めたる海を渡りて、楽を極めたる国に至らんことは、疑ふべからず。ゆめゆめ、出で難き悪道に返らずして、行きやすき浄土に至るべし。 | ||
| + | |||
| + | [[m_kara017|<< | ||
| ===== 翻刻 ===== | ===== 翻刻 ===== | ||
| 行 94: | 行 98: | ||
| てたくおさまりてふく風も枝をならさす | てたくおさまりてふく風も枝をならさす | ||
| ふる雨も時をたかへさりけれはみな人あめのし | ふる雨も時をたかへさりけれはみな人あめのし | ||
| - | たおたしきにほこりて花をおしみ月を/m364 | + | たおたしきにほこりて花をおしみ月を/m364・k34r |
| もてあそふよりほかのいとなみなし御門も色 | もてあそふよりほかのいとなみなし御門も色 | ||
| 行 105: | 行 109: | ||
| ならせ給てのちはあまたのなかに御心か | ならせ給てのちはあまたのなかに御心か | ||
| なひたる人おはせさりきこれにより高力士(カウリヨクシ)に | なひたる人おはせさりきこれにより高力士(カウリヨクシ)に | ||
| - | おほせられてみやこの外まてたつねもと/m365 | + | おほせられてみやこの外まてたつねもと/m365・k34l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| めさせ給に楊家のむすめをえ給てけりそ | めさせ給に楊家のむすめをえ給てけりそ | ||
| 行 116: | 行 122: | ||
| そみえけるかかりけれはうへ内裏のうちにた | そみえけるかかりけれはうへ内裏のうちにた | ||
| ちまちにいてゆをほらせてこの人にあむ | ちまちにいてゆをほらせてこの人にあむ | ||
| - | せ給ゆよりいてたるすかたまことに心くるし/m366 | + | せ給ゆよりいてたるすかたまことに心くるし/m366・k35r |
| くうす物のころもなををもけになむみえ | くうす物のころもなををもけになむみえ | ||
| 行 127: | 行 133: | ||
| ろつにつきてくらからすことにふれてな | ろつにつきてくらからすことにふれてな | ||
| さけふかくなむものし給ける又うへの御心 | さけふかくなむものし給ける又うへの御心 | ||
| - | のうちにおほせる事をはさなからそらに/m367 | + | のうちにおほせる事をはさなからそらに/m367・k35l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| しりてふるまひけれはかきりなき御心 | しりてふるまひけれはかきりなき御心 | ||
| 行 138: | 行 146: | ||
| みゆきし給て霓裳羽衣のまひをそ | みゆきし給て霓裳羽衣のまひをそ | ||
| うせさせたまふまひの袖風にひるかへる | うせさせたまふまひの袖風にひるかへる | ||
| - | たひにたまのかさりにはにおちつもりて/m368 | + | たひにたまのかさりにはにおちつもりて/m368・k36r |
| 極楽世界のるりの地もかくやあらんとおほ | 極楽世界のるりの地もかくやあらんとおほ | ||
| 行 149: | 行 157: | ||
| にもしらせたまはさりけりすへてこの楊 | にもしらせたまはさりけりすへてこの楊 | ||
| 貴妃のはくくみによりて世のくるしきこと | 貴妃のはくくみによりて世のくるしきこと | ||
| - | をわすれつつほこりをこれる人そのかす/m369 | + | をわすれつつほこりをこれる人そのかす/m369・k36l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| をしらすまたあめのしたのひとたかきも | をしらすまたあめのしたのひとたかきも | ||
| 行 160: | 行 170: | ||
| をはなれすまちかくゆかをならへてよるひ | をはなれすまちかくゆかをならへてよるひ | ||
| るをわかぬ御あそひにもかならすさふら | るをわかぬ御あそひにもかならすさふら | ||
| - | ひ給けりこの親王瑠璃のたまのふみをちやう/m370 | + | ひ給けりこの親王瑠璃のたまのふみをちやう/m370・k37r |
| のうちにかくしをかせ給へりけるを楊貴妃な | のうちにかくしをかせ給へりけるを楊貴妃な | ||
| 行 171: | 行 181: | ||
| かかりけんひむのかみ一ふさをきりて帝に | かかりけんひむのかみ一ふさをきりて帝に | ||
| たてまつり給我身のはたへかしらのかみな | たてまつり給我身のはたへかしらのかみな | ||
| - | らすはみなこれ君のたま物にあらすやし/m371 | + | らすはみなこれ君のたま物にあらすやし/m371・k37l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| かるを我いま御心にそむきぬれはつみに | かるを我いま御心にそむきぬれはつみに | ||
| 行 182: | 行 194: | ||
| かさ日ころにはすきにけりはつ秋の七日 | かさ日ころにはすきにけりはつ秋の七日 | ||
| のゆふへ驪山宮にみゆきし給てたな | のゆふへ驪山宮にみゆきし給てたな | ||
| - | はたひこほしのたえぬ契をうらやみは/m372 | + | はたひこほしのたえぬ契をうらやみは/m372・k38r |
| かなきこの世のわかれやすき事をそかね | かなきこの世のわかれやすき事をそかね | ||
| 行 193: | 行 205: | ||
| けしかくてとし月をおくらせ給に右大臣楊 | けしかくてとし月をおくらせ給に右大臣楊 | ||
| 国忠楊貴妃のせうとにて世のまつりこ | 国忠楊貴妃のせうとにて世のまつりこ | ||
| - | とをとれりけれとひとの心にそむく事お/m373 | + | とをとれりけれとひとの心にそむく事お/m373・k38l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| ほくつもりにけれは世中いきとをりふかく | ほくつもりにけれは世中いきとをりふかく | ||
| 行 204: | 行 218: | ||
| りあへりももしきのうちまてもそ | りあへりももしきのうちまてもそ | ||
| のおそれふかけれは御門ほかへにけさせ給春 | のおそれふかけれは御門ほかへにけさせ給春 | ||
| - | 宮楊貴妃御方はらにさふらひ給楊国忠/m374 | + | 宮楊貴妃御方はらにさふらひ給楊国忠/m374・k39r |
| 高力士陳玄礼(チンケンレイ)韋見素(イケンソ)また御と | 高力士陳玄礼(チンケンレイ)韋見素(イケンソ)また御と | ||
| 行 215: | 行 229: | ||
| てはしたなくみえけれは御門あ | てはしたなくみえけれは御門あ | ||
| やしみとはせたまふ陳玄といふ | やしみとはせたまふ陳玄といふ | ||
| - | ひと春宮に申ていはくはやく楊/m375 | + | ひと春宮に申ていはくはやく楊/m375・k39l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| 国忠まつり事をみたりひとの | 国忠まつり事をみたりひとの | ||
| 行 226: | 行 242: | ||
| りぬ帝あさましくはかなくおほ | りぬ帝あさましくはかなくおほ | ||
| されなからこののちゆかんとし給 | されなからこののちゆかんとし給 | ||
| - | につはものともたちまはりつつ猶/m376 | + | につはものともたちまはりつつ猶/m376・k40r |
| こころよからぬみたれのねやあらんと申気 | こころよからぬみたれのねやあらんと申気 | ||
| 行 237: | 行 253: | ||
| はいと心くるしからすおほしけるにおもひのほか | はいと心くるしからすおほしけるにおもひのほか | ||
| にいのちもたえぬへきにやとあさからぬわかれの涙 | にいのちもたえぬへきにやとあさからぬわかれの涙 | ||
| - | ちしほのくれなゐよりも色ふかくてせんかた/m377 | + | ちしほのくれなゐよりも色ふかくてせんかた/m377・k40l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| なくみえなから猶御門に目をかけたてまつりてかく | なくみえなから猶御門に目をかけたてまつりてかく | ||
| 行 248: | 行 266: | ||
| きまつひつつついにはかなくなしたてまつ | きまつひつつついにはかなくなしたてまつ | ||
| る物のあはれをしらぬ草木まても色かはりな | る物のあはれをしらぬ草木まても色かはりな | ||
| - | さけなきとりけた物さへ涙をなかせり/m378 | + | さけなきとりけた物さへ涙をなかせり/m378・k41r |
| ものことにかはらぬいろそなかりける | ものことにかはらぬいろそなかりける | ||
| 行 259: | 行 277: | ||
| たた御袖のしたよりちの涙そなかれいつる | たた御袖のしたよりちの涙そなかれいつる | ||
| 御こころまよひにやむまのうへあやうくみえ | 御こころまよひにやむまのうへあやうくみえ | ||
| - | させ給へは人々うらうへにそひたてまつりてやうやう/m379 | + | させ給へは人々うらうへにそひたてまつりてやうやう/m379・k41l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| ゆかせ給につは者供かてにつかれて帝にしたかひ | ゆかせ給につは者供かてにつかれて帝にしたかひ | ||
| 行 270: | 行 290: | ||
| 身ひとつによりてさりかたきおやはらかにも | 身ひとつによりてさりかたきおやはらかにも | ||
| わかれ二なきいのちをもすててなをわれにし | わかれ二なきいのちをもすててなをわれにし | ||
| - | たかへりわれ又いはきならねはむくふこころ/m380 | + | たかへりわれ又いはきならねはむくふこころ/m380・k42r |
| あさからむやはやくこの物をたまふてをのをの | あさからむやはやくこの物をたまふてをのをの | ||
| 行 281: | 行 301: | ||
| 中有のたひのそらにひとりややみにまよふ | 中有のたひのそらにひとりややみにまよふ | ||
| らむなとおほしみたれたる心くるしさあ | らむなとおほしみたれたる心くるしさあ | ||
| - | はれにかなしなといふもをろかなり夜もやうやう/m381 | + | はれにかなしなといふもをろかなり夜もやうやう/m381・k42l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| あけかたになりぬれはいてゆかせ給にありあけ | あけかたになりぬれはいてゆかせ給にありあけ | ||
| 行 292: | 行 314: | ||
| いきおひいかめしかりしはたなとさへ雨にぬれ露 | いきおひいかめしかりしはたなとさへ雨にぬれ露 | ||
| にしほれてその物ともみえす御ともに候人々 | にしほれてその物ともみえす御ともに候人々 | ||
| - | なにことにつけても物心ほそくおほえてとりの/m382 | + | なにことにつけても物心ほそくおほえてとりの/m382・k43r |
| 声もせぬ深山にかりの宮いと怪しきさ | 声もせぬ深山にかりの宮いと怪しきさ | ||
| 行 303: | 行 325: | ||
| ならへ衣をへたてさりしむかしは我何事を | ならへ衣をへたてさりしむかしは我何事を | ||
| おもひけんなとおほされけるもまことにことはり | おもひけんなとおほされけるもまことにことはり | ||
| - | なりかかるほとに春宮はゆつりをうけて位に/m383 | + | なりかかるほとに春宮はゆつりをうけて位に/m383・k43l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| つかせ給ひぬあらき心あるものを失ぬ世なるを | つかせ給ひぬあらき心あるものを失ぬ世なるを | ||
| 行 314: | 行 338: | ||
| うつり事をはりたのしひつきかなしみきた | うつり事をはりたのしひつきかなしみきた | ||
| るいけのはちすなつひらけ庭の木のは | るいけのはちすなつひらけ庭の木のは | ||
| - | 秋ちれることに御心のなくさめかたさたく/m384 | + | 秋ちれることに御心のなくさめかたさたく/m384・k44r |
| ひなくおほされける時ははかなく別にしのへに | ひなくおほされける時ははかなく別にしのへに | ||
| 行 325: | 行 349: | ||
| ふ御ありさまのよはよはしさもいははおろかに | ふ御ありさまのよはよはしさもいははおろかに | ||
| なりぬへし | なりぬへし | ||
| - | わかれにしみちのほとりに尋きて/m385 | + | わかれにしみちのほとりに尋きて/m385・k44l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| かへさはこまにまかせてそゆく | かへさはこまにまかせてそゆく | ||
| 行 336: | 行 362: | ||
| ひわをひきけるにもいとと御袖のうへひま | ひわをひきけるにもいとと御袖のうへひま | ||
| なくみゆるこころくるしさよそのたもと | なくみゆるこころくるしさよそのたもと | ||
| - | まてもせきかぬるここ地すわすれても/m386 | + | まてもせきかぬるここ地すわすれても/m386・k45r |
| まとろませ給時なけれはゆめのうちにもあひ | まとろませ給時なけれはゆめのうちにもあひ | ||
| 行 347: | 行 373: | ||
| もりつつふるき枕ふるきふすまむなし | もりつつふるき枕ふるきふすまむなし | ||
| くて御かたはらにあれともたれとともにか | くて御かたはらにあれともたれとともにか | ||
| - | 御身にもふれさせ給へきかくて二とせは/m387 | + | 御身にもふれさせ給へきかくて二とせは/m387・k45l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| かりにもなりぬるにまほろしといふ仙人 | かりにもなりぬるにまほろしといふ仙人 | ||
| 行 358: | 行 386: | ||
| らにのほりちにいりていたらぬ所なくもとむる | らにのほりちにいりていたらぬ所なくもとむる | ||
| にそのしるしなし雲にのりつつなを東さまへ | にそのしるしなし雲にのりつつなを東さまへ | ||
| - | とひ行にわたつうみのなかにいとたかき山あり/m388 | + | とひ行にわたつうみのなかにいとたかき山あり/m388・k46r |
| そのうへにたまのうてなこかねの殿とものきを | そのうへにたまのうてなこかねの殿とものきを | ||
| 行 369: | 行 397: | ||
| れしさかきりなくて唐の玄宗の御つかひ也 | れしさかきりなくて唐の玄宗の御つかひ也 | ||
| ときこえさす楊貴妃たたいまゐねたまへ | ときこえさす楊貴妃たたいまゐねたまへ | ||
| - | りあしたをまつへしといひてかへり入ぬるのち/m389 | + | りあしたをまつへしといひてかへり入ぬるのち/m389・k46l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| 心もとなくてひとりたてりゆふへのあらしを | 心もとなくてひとりたてりゆふへのあらしを | ||
| 行 380: | 行 410: | ||
| かかる程に夜もあけ日もいてぬれは楊貴妃いて | かかる程に夜もあけ日もいてぬれは楊貴妃いて | ||
| 給へりこかねのかむさしひかりあさやかにたまの | 給へりこかねのかむさしひかりあさやかにたまの | ||
| - | かさりめもかかやくほと也まほろしにあひむかひ/m390 | + | かさりめもかかやくほと也まほろしにあひむかひ/m390・k47r |
| てしはしはこと葉にいたし給はすまつおつる | てしはしはこと葉にいたし給はすまつおつる | ||
| 行 391: | 行 421: | ||
| とめしふるさとのみ心にかかれるなとさまさま | とめしふるさとのみ心にかかれるなとさまさま | ||
| にのたまはするありさまなを霓裳羽衣 | にのたまはするありさまなを霓裳羽衣 | ||
| - | のまひにそにたまへる方士御門の御心の/m391 | + | のまひにそにたまへる方士御門の御心の/m391・k47l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| うちをしれりけれはありのままにきこえさ | うちをしれりけれはありのままにきこえさ | ||
| 行 402: | 行 434: | ||
| ねかはくはうけたまはりて奏せしめんといふ | ねかはくはうけたまはりて奏せしめんといふ | ||
| に楊貴妃気色かはりなみたまさりておほ | に楊貴妃気色かはりなみたまさりておほ | ||
| - | しみたるる事ありとみゆむかし天宝十年/m392 | + | しみたるる事ありとみゆむかし天宝十年/m392・k48r |
| の秋驪山宮に侍し時たなはたひこほしあひ | の秋驪山宮に侍し時たなはたひこほしあひ | ||
| 行 413: | 行 445: | ||
| 二たひあひみてむつましきことふるきかこ | 二たひあひみてむつましきことふるきかこ | ||
| とくならむ我このことをかねてしれりおもへは | とくならむ我このことをかねてしれりおもへは | ||
| - | しかもかなしくて思へはまたうれしからすや/m393 | + | しかもかなしくて思へはまたうれしからすや/m393・k48l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| なときこえさせ給御ありさまにも忍かたき | なときこえさせ給御ありさまにも忍かたき | ||
| 行 424: | 行 458: | ||
| 方士かへりまいりてこのよしを奏せしむるに | 方士かへりまいりてこのよしを奏せしむるに | ||
| 御心日をへてなやみまさり給てむまれ給はん | 御心日をへてなやみまさり給てむまれ給はん | ||
| - | 程をも心もとなくやおほしけんそのとしの夏四/m394 | + | 程をも心もとなくやおほしけんそのとしの夏四/m394・k49r |
| 月にみつからはかなくならせ給にけり | 月にみつからはかなくならせ給にけり | ||
| 行 435: | 行 469: | ||
| なしいりとしいりぬれはまよはすといふ事なし | なしいりとしいりぬれはまよはすといふ事なし | ||
| しかしただこころをうこかす色にあはさらんには | しかしただこころをうこかす色にあはさらんには | ||
| - | おほよそこの世はみなゆめまほろしのことし/m395 | + | おほよそこの世はみなゆめまほろしのことし/m395・k49l |
| + | |||
| + | https:// | ||
| 八苦のかるる事なけれはいとひてもいとふへし | 八苦のかるる事なけれはいとひてもいとふへし | ||
| 行 446: | 行 482: | ||
| はすはなかえをそむきて車をはしら | はすはなかえをそむきて車をはしら | ||
| しめんかことしこの世をいとひ極楽をね | しめんかことしこの世をいとひ極楽をね | ||
| - | かははくるしみをあつめたるうみをわたりて/m396 | + | かははくるしみをあつめたるうみをわたりて/m396・k50r |
| 楽をきはめたるくににいたらん事はうたかふ | 楽をきはめたるくににいたらん事はうたかふ | ||
| へからすゆめゆめいてかたき悪道にかへらすし | へからすゆめゆめいてかたき悪道にかへらすし | ||
| - | てゆきやすき浄土にいたるへし/m397 | + | てゆきやすき浄土にいたるへし/m397・k50l |
| + | |||
| + | https:// | ||
text/kara/m_kara018.1417282515.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa
