ユーザ用ツール

サイト用ツール


text:kankyo:s_kankyo011

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

text:kankyo:s_kankyo011 [2015/06/13 03:52] – 作成 Satoshi Nakagawatext:kankyo:s_kankyo011 [2026/01/19 14:48] (現在) – [校訂本文] Satoshi Nakagawa
行 7: 行 7:
  
 ===== 校訂本文 ===== ===== 校訂本文 =====
 +
 +[[s_kankyo010|<<PREV]] [[index.html|『閑居友』TOP]] [[s_kankyo012|NEXT>>]]
  
 中ごろ、播磨の国に、落ちたる僧往き止まりて居(お)るありけり。するわざもなければ、朝夕も嘆かしくて、田を作りてなん身を過ぐしける。秋刈り、冬収むるわざも、思ふほどもえ無かりけるなめり。所の長(おさ)なりけるもの、「なすべきものに未進(みしむ)あり」とて、捕へて牢に籠めたりけり。 中ごろ、播磨の国に、落ちたる僧往き止まりて居(お)るありけり。するわざもなければ、朝夕も嘆かしくて、田を作りてなん身を過ぐしける。秋刈り、冬収むるわざも、思ふほどもえ無かりけるなめり。所の長(おさ)なりけるもの、「なすべきものに未進(みしむ)あり」とて、捕へて牢に籠めたりけり。
行 25: 行 27:
  
 しかはあれど、かやうのこと、昔より今に至るまで、とかく様々に一かたならず言ふ人もあるべし。詮(せん)はただ我が心にはからひて、進みも退きもすべきにこそ。善道和尚、あまねく勧め、義浄((底本「キシヤウ」と傍書。)三蔵((底本「蔵」に「サウ」と傍書。)は広くいましめ給へり。これみな、機をはかりてのたまふなるべし。よくよく思ふべし。 しかはあれど、かやうのこと、昔より今に至るまで、とかく様々に一かたならず言ふ人もあるべし。詮(せん)はただ我が心にはからひて、進みも退きもすべきにこそ。善道和尚、あまねく勧め、義浄((底本「キシヤウ」と傍書。)三蔵((底本「蔵」に「サウ」と傍書。)は広くいましめ給へり。これみな、機をはかりてのたまふなるべし。よくよく思ふべし。
-  + 
 +[[s_kankyo010|<<PREV]] [[index.html|『閑居友』TOP]] [[s_kankyo012|NEXT>>]] 
 ===== 翻刻 ===== ===== 翻刻 =====
  
text/kankyo/s_kankyo011.txt · 最終更新: by Satoshi Nakagawa