text:jojin:s_jojin2-20
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| text:jojin:s_jojin2-20 [2017/03/07 21:47] – 作成 Satoshi Nakagawa | text:jojin:s_jojin2-20 [2025/10/17 12:29] (現在) – Satoshi Nakagawa | ||
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| ===== 校訂本文 ===== | ===== 校訂本文 ===== | ||
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| 四月一日、律師(りし)の御房((成尋阿闍梨母のもう一人の子。))、「院の御修法に、夜べよりある」とて、近くおはするにも、まづ思ひ出でられてぞ思え給ふる。人の、「験(しるし)ある人少なき」など言ふに、「この世界に余りたる御心など、おはしけるにか」と、いかにもさることと思えてぞ。 | 四月一日、律師(りし)の御房((成尋阿闍梨母のもう一人の子。))、「院の御修法に、夜べよりある」とて、近くおはするにも、まづ思ひ出でられてぞ思え給ふる。人の、「験(しるし)ある人少なき」など言ふに、「この世界に余りたる御心など、おはしけるにか」と、いかにもさることと思えてぞ。 | ||
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| あやしく、頼みし人も、さるべきほどに失せ、母も十余(よ)にて、いとよくおはしぬべかりし、とく失せ給ひて、この君だちの幼きを頼む人にて、待ちつつ多くの年を過ぎて、朝夕いとひし、命長きあまりに、世にたぐひなきことも見るにこそと、いと心憂く、同じことをうち返し、うち返し、歎き侍る。 | あやしく、頼みし人も、さるべきほどに失せ、母も十余(よ)にて、いとよくおはしぬべかりし、とく失せ給ひて、この君だちの幼きを頼む人にて、待ちつつ多くの年を過ぎて、朝夕いとひし、命長きあまりに、世にたぐひなきことも見るにこそと、いと心憂く、同じことをうち返し、うち返し、歎き侍る。 | ||
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| ===== 翻刻 ===== | ===== 翻刻 ===== | ||
| 行 59: | 行 63: | ||
| とおもふにもうきみかなと天を見やれは | とおもふにもうきみかなと天を見やれは | ||
| くもりふたかりて日もなし/s66l | くもりふたかりて日もなし/s66l | ||
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| + | https:// | ||
| くもまなきそらをなかむるさみたれの | くもまなきそらをなかむるさみたれの | ||
| 行 73: | 行 79: | ||
| いと心うくおなしことをうちかへしうちかへしなけ | いと心うくおなしことをうちかへしうちかへしなけ | ||
| きはへるむかしさりともとたのみきこえ/s67r | きはへるむかしさりともとたのみきこえ/s67r | ||
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text/jojin/s_jojin2-20.1488890860.txt.gz · 最終更新: by Satoshi Nakagawa
