text:chomonju:s_chomonju026
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text:chomonju:s_chomonju026 [2019/07/01 19:00] – [翻刻] Satoshi Nakagawa | text:chomonju:s_chomonju026 [2020/01/14 13:17] (現在) – Satoshi Nakagawa | ||
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- | 古今著聞集 神祇第一 | + | [[index.html|古今著聞集]] 神祇第一 |
====== 26 俊乗房東大寺建立の願を発してその祈請のために大神宮に詣でて・・・ ====== | ====== 26 俊乗房東大寺建立の願を発してその祈請のために大神宮に詣でて・・・ ====== | ||
===== 校訂本文 ===== | ===== 校訂本文 ===== | ||
- | 俊乗房、東大寺建立の願を発して、その祈請のために大神宮に詣でて、内宮に七箇日参籠、七日満つ夜の夢に、宝珠を給はると見侍りけるほどに、その朝、袖より白珠落ちたりけり。目出たく忝(かたじけな)く思ひて、包みて持ちて出でぬ。 | + | 俊乗房、東大寺建立の願を発して、その祈請のために大神宮((伊勢神宮))に詣でて、内宮に七箇日参籠、七日満つ夜の夢に、宝珠を給はると見侍りけるほどに、その朝、袖より白珠落ちたりけり。目出たく忝(かたじけな)く思ひて、包みて持ちて出でぬ。 |
さて、また外宮に七日参籠、前(さき)のごとく、七日満つ夜の夢に、また前のごとく珠を給はられけり。末代といへども、信力の前に神明感応を垂れ給ふこと、かくのごとし。 | さて、また外宮に七日参籠、前(さき)のごとく、七日満つ夜の夢に、また前のごとく珠を給はられけり。末代といへども、信力の前に神明感応を垂れ給ふこと、かくのごとし。 |
text/chomonju/s_chomonju026.1561975241.txt.gz · 最終更新: 2019/07/01 19:00 by Satoshi Nakagawa