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rhizome:雨月物語

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rhizome:雨月物語 [2014/04/07 03:12] – [参考項目] Satoshi Nakagawarhizome:雨月物語 [2017/07/10 01:53] (現在) – [浅茅が宿] Satoshi Nakagawa
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 ==== 浅茅が宿 ==== ==== 浅茅が宿 ====
  
-白話小説『[[剪燈新話]]』巻三「愛卿伝」をもとに、『[[今昔物語集]]』巻二十七「人の妻、死して後、旧の夫に会える語第24」を参照している。+白話小説『[[剪燈新話]]』巻三「愛卿伝」をもとに、『[[今昔物語集]]』巻二十七「[[:text:k_konjaku:k_konjaku27-24|人の妻、死して後、旧の夫に会える語第24]]」を参照している。
  
 下総国葛飾郡真間の郷に勝四郎という男がいた。多くの田畑を持っていたが、勝四郎は農業をしなかったので、貧しくなった。そこで、雀部の曽次という男と足利染めの絹を売りに上京する。 下総国葛飾郡真間の郷に勝四郎という男がいた。多くの田畑を持っていたが、勝四郎は農業をしなかったので、貧しくなった。そこで、雀部の曽次という男と足利染めの絹を売りに上京する。
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 ==== 蛇性の婬 ==== ==== 蛇性の婬 ====
  
-『[[西湖佳話]]』巻十五「雷峰怪蹟」、『[[警世通言]]』第二十八「白娘子永鎮雷峰塔」を素材とする。+『[[西湖佳話]]』巻十五「雷峰怪蹟」、『[[警世通言]]』第二十八「白娘子永鎮雷峰塔」(いわゆる「白蛇伝」)を素材とする。
  
 紀伊国新宮に住む漁師の子、豊雄が雨宿りをしていると、美しい娘真女児がずぶぬれになって同じ軒先に入ってきた。豊雄は真女児と侍女まろやの住む家へ行き、結婚を約束し真女児から前夫の形見というみごとな太刀を渡される。 紀伊国新宮に住む漁師の子、豊雄が雨宿りをしていると、美しい娘真女児がずぶぬれになって同じ軒先に入ってきた。豊雄は真女児と侍女まろやの住む家へ行き、結婚を約束し真女児から前夫の形見というみごとな太刀を渡される。
rhizome/雨月物語.txt · 最終更新: 2017/07/10 01:53 by Satoshi Nakagawa