ユーザ用ツール

サイト用ツール


rhizome:明月記
no way to compare when less than two revisions

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。


rhizome:明月記 [2014/03/16 04:39] (現在) – 作成 - 外部編集 127.0.0.1
行 1: 行 1:
 +====== 明月記 ======
 +
 +めいげつき
 +
 +別名を照光記という。また、一部分が別に[[流布]]したものに、『後鳥羽院熊野御幸記』
 +がある。
 +
 +治承四年(1180)〜嘉禎元年(1235)にわたる[[藤原定家]]の[[日記]]で、[[鎌倉時代]]の
 +史実を知るための一級史料となっている。
 +
 +定家自筆本といわれる[[巻子本]]58巻が[[冷泉家]]時雨亭文庫にあり、平成12年6月国宝に
 +指定された。
 +
 +しかし、この本は定家自筆本とはいうものの、筆跡や書式に違いがあり、定家とその近い
 +人物による清書本であるという説や、前記の清書本と定家が毎日つけていた日記原本のと
 +りあわせであるという説などがある。
 +
 +また、この本には定家への[[消息]]などの[[紙背文書]]が多く含まれ、貴重な資料となっている。
 +
 +定家自筆になる『明月記』は、時雨亭文庫所蔵本のほか、断巻が古筆[[切]]などとして諸
 +家に所蔵されている。
 +
 +【本文】
 +
 +  * 『明月記』(国書刊行会)
 +  * 『訓読明月記』(河出書房新社)
 +  * 冷泉家時雨亭叢書『明月記』1〜5(朝日新聞社・1993〜2003)
 +    * 影印本
  
rhizome/明月記.txt · 最終更新: 2014/03/16 04:39 by 127.0.0.1