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仮名草子
rhizome:仮名草子
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====== 仮名草子 ====== かなぞうし ===== 定義 ===== [[近世]]初期の主に[[仮名]]で記された文学作品の総称。 武士・僧侶など知識のある階級に向けて出版された[[漢文]]で書かれたものや、[[和歌]]・[[連歌]]・[[俳諧]]などに対し、女性や子供も含めた幅広い階層に向けて書かれた作品を指す。そのため、啓蒙的・教訓的な内容のものが多い。 内容は[[小説]]を主とし、[[説話集]]・[[随筆]]を含む。いずれにしても短編で、長編はないのが特徴である。 その後、仮名草子から[[井原西鶴]]らによる[[浮世草子]]へと発展していく。 ===== 仮名草子の作者と代表作 ===== * [[富山道冶]]『[[竹斎]]』 * [[安楽庵策伝]]『[[醒酔笑]]』 * [[如儡子]]『[[可笑記]]』 * [[鈴木正三]]『[[因果物語]]』『[[二人比丘尼]]』 * [[浅井了意]]『[[御伽婢子]]』 {{tag>江戸時代 用語 ジャンル 仮名草子}}
rhizome/仮名草子.txt
· 最終更新: 2014/04/07 14:49 by
Satoshi Nakagawa
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