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醒睡笑 巻6 推はちがうた

26 祖父が孫を愛して額をさすりなでふびんの者やふびんの者やと言ふ・・・

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祖父が孫を愛して、額(ひたひ)をさすりなで、「ふびんの者や、ふびんの者や」と言ふ。母立ち聞きをしければ、「おのれはさて、いかほどの苦を受けうずよな」と。

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一 祖父が孫を愛して額をさすりなてふひん
  のものやふひんのものやといふ母たちききをしけれはを
  のれはさていかほどの苦をうけうすよなと/n6-53l