醒睡笑 巻1 鈍副子
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旅人、寒夜のものうさに、古畳(ふるだたみ)を一帖所望して着せられ、
下に敷き上にも着たる古畳1)二条殿とや人の見るらん
一 旅人寒夜の物うさに古たたみを一てう 所望してきせられ 下にしき上にもきたるたたみ 二条殿とや人の見るらん/n1-56r