唐鏡 第五 後漢光武より献帝にいたる
<<PREV 『唐鏡』TOP NEXT>>
第八の主をば、孝冲帝(かうちうてい)1)と申しき。諱(いみな)は炳(へい)。順帝2)の御子なり。御母をば虞貴人申す。
建康元年に皇太子に立ち給ひて、八月に位に即き給ふ。御年二歳。太后3)、朝にのぞみて政(まつりごと)し給ふ。
次の年永嘉元年、三歳にて崩じ給ひぬ。
第八主をは孝冲帝(カウチウテイ)と申き諱は炳(ヘイ)順帝の御子なり 御母をは虞貴人(ククヰシン)申す/s141r・m252
建康元年に皇太子に立給て八月に位に即給御 年二歳太后朝にのそみてまつりことし給つきの 年永嘉元年三歳にて崩たまひぬ/s141l・m253
https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100182414/141?ln=ja