唐鏡 第二 周の始めより秦にいたる
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第三十の主をば哀王と申しき。貞定王の御子なり。位に即きて三月と申ししに、弟叔龔1)、この王を殺し奉りて、みづから位に即き給ひき。思王とぞ申しし。この王、また末の御弟のために、また殺され給ひき。あさましかりきことどもなりき。
第卅の主をは哀(アイ)王と申き貞定王の御子也位につきて三 月と申しに弟叔龔(クヰヨウ)この王をころしたてまつりてみつから 位に即給き思王とそ申しこの王又すゑの御弟のために またころされ給き浅ましかりき事ともなりき/s42l・m75
https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100182414/viewer/42