一言芳談抄 巻之上
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有(あるひと)云はく、「我(われ)臨終の時は、『すは、ただ今とみゆるは』など言ふべからず。無始(むし)より惜しみ習ひたる命なれば、もし心細く覚ゆることもあらむか。ただ念仏を勧むべきなり」。
有云我(われ)臨終(りんじう)の時(とき)は。すはただいまとみゆるはなといふべ からす。無始(むし)よりおしみならひたる命(いのち)なれば。もし心ほ そくおほゆる事もあらむか。ただ念仏(ねんふつ)をすすむべき也/ndl1-4r
https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/2583390/1/4