古今著聞集 怪異第二十六
怪異の恐れ、古今慎しみとす。しかあれども、かの『白氏文集』凶宅の詩にいへるがごとく、「人凶也。非宅凶。(人凶なり。宅凶にあらず。)」。
もろもろの怪異もさこそ侍らめ。なずらへて知るべきことにや。
古今著聞集巻第十七 怪異第廿六 怪異のおそれ古今つつしみとすしかあれとも彼 白氏文集凶宅詩にいへるかことく人凶也非宅凶 もろもろの怪異もさこそ侍らめなすらへてしるへ き事にや/s464l
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