葦手

あしで

仮名書体の一種。

水辺の葦叢・鶴・岩・雁などの景色を描いた絵の中に、それぞれの物体に装飾的に仮名文字を隠し、和歌を読み込む。

冊子や扇、経典などの下絵の他、衣装、蒔絵、家具などの装飾としても使われた。